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コラム

2020.12.21
治験のいろは

ジェネリック医薬品のメリットって?

こんにちは。福岡・久留米ユニティクラブで被験者募集担当をしている者です。
久留米市内で支援している施設では現在、ジェネリック医薬品の治験を活発に行っています。

皆さんこれまで一度は薬局などでお薬を処方してもらう時「ジェネリックにしますか?」と聞かれたことや、役所で「ジェネリック医薬品を使用しませんか?」と案内を受けたことはありませんか?
耳にしたことはあっても一体普通のお薬と何が違うのかご存じない方も多いかもしれません。
ジェネリック医薬品はどういったお薬なのでしょうか。

ここではジェネリック医薬品について簡単に説明していきたいと思います。

お薬には、新薬(先発医薬品)とジェネリック医薬品(後発医薬品)があります。

新薬(先発医薬品)とは

新薬は、言葉の通り最初に発売されたお薬です。
新しい成分の有効性、安全性を確認し、国に承認してもらうために約10年~約20年程度の長い期間をかけて新薬は作られます。
そのため、開発費や権利を保障するために特許が約20年~約25年与えられます。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは

一方、ジェネリック医薬品は、新薬の特許が切れた後に認可を受け発売される、新薬と同じ有効成分・品質・効き目・安全性が同等であると国から認められたお薬です。
ジェネリック医薬品は有効成分や安全性が既に確認された有効成分を使って開発されるため、約3年~約5年と短い期間でジェネリック医薬品はつくられ、先発医薬品の特許が切れた後に販売されます。

ジェネリックを選ぶメリットは?

ジェネリック医薬品のメリットとして、新薬と比べ開発期間が短いので、価格を抑えられていることがあげられます。 新薬と比べ4割~5割程度安くなるため、使用者自身の医療費を抑えることができます。

ジェネリック医薬品 メリット


また、新しい技術によって味の改良や小型化が行われていたり、飲み間違いを防ぐためにお薬のシートの表記が工夫されていたりします。
このように飲みやすさや飲み間違い防止の工夫がされていることがあるのもジェネリック医薬品のメリットといえます。

日本では諸外国と比べ、まだまだジェネリック医薬品の浸透率は高くありません。
国の取り組みとしてジェネリック医薬品の使用を進めていますので、薬局等で「ジェネリックにしますか?」と聞かれる機会も今後増えてくるかもしれませんね。

簡単ではありますが、今回はジェネリック医薬品についてお話しさせていただきました。 若いうちは大丈夫でも、加齢とともに増えていきがちな薬代は、「ジェネリック」という選択肢で負担を軽減することができますので、是非今後の選択肢に入れていただければと思います!