新型コロナウイルスワクチン進捗状況について 2
新型コロナウイルスワクチン接種のいま
新型コロナウイルスワクチンを接種されましたでしょうか。
福岡県のワクチン接種率は1回目接種完了が69.71%、2回目接種完了が65.08%にまで上っているようです。(福岡県庁サイト2021/10/25時点調べ)
現在日本で承認されているワクチンは、
・ファイザー社(コミナティ®筋注)
・武田/モデルナ社(COVID-19ワクチンモデルナ筋注®)
・アストラゼネカ社(バキスゼブリア®筋注)
の3種類ですが、現在国産ワクチンも承認に向けた治験がすすめられていますよね。 (新型コロナウイルスワクチンの副反応や副反応の対処法について以前のコラムでご紹介しておりますので、よろしければご覧ください😉)
ブレークスルー感染ってなに?
それでは、最近はブレークスルー感染という言葉を耳にしますが、いったいどういう意味なのでしょうか。
「2回目の新型コロナウイルスワクチン接種を受けた後に新型コロナウイルスに感染すること」
を指すそうです。「せっかくワクチン接種したのに・・・」と思われる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、新型コロナウイルスワクチンに限らず、どの感染症に対するワクチンも100%の効果を発揮するとは言えません。あくまで新型コロナウイルスの発症を予防し、重傷者や死亡者の発生をできる限り減らすこと、それがワクチン接種の目的です。インフルエンザワクチンもそうですよね。そのため、マスク・手洗い・手指消毒などの基本的な感染対策はワクチン接種後も継続・徹底していきたいですね👏
今後の新型コロナウイルスワクチン接種の動向
このブレークスルー感染が増えてきていることなどを受けて、現在3回目のワクチン接種、いわゆるブースター接種が始まっている国もあります。このブースター接種には、経時的な変化で落ちてしまった感染予防効果を、再び高めるというメリットがあるそうです。日本でも厚生労働省により承認され、まずは医療者や高齢者を対象にと言われておりますが、時期などの詳細についてはまだ検討中のようですね。今後も新型コロナウイルス収束に向けた動向が気になるところですが、正しい情報なのかどうかの取捨選択をし、対応を検討していきたいですね😉