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コラム

2021.06.08
治験のいろは

ボランティアについて考えてみませんか

「ボランティア」(英: volunteer)=志願者。奉仕者。自ら進んで社会事業などに無償で参加する人(広辞苑より)

ボランティアといわれて皆さんどんな活動を思い浮かべますか?

募金や献血など手軽に行えるものから、高齢者の手助けを行う介護ボランティアや、災害が発生した際に復旧作業等を行う災害ボランティア、また国内にとどまらず海外で医療や教育に携わるボランティアも存在します。

生活の合間を縫って学生や社会人の方々が慈善活動に従事し、人と人や地域とのつながりを大切にしてお互いに助け合うということはとても素晴らしいことですよね。

ですが、もちろん無理におこなうことではありませんし、やりがいだけでは参加できません。時間と体力に余裕が無ければ務まりませんし、そこには責任も伴います。

「やってはみたいけど、どうしたらいいのかやり方も探し方もわからない」
「参加するために費用がかかってしまう」
「得意分野でないことで自分が役に立てるか不安」

など、ボランティアを素晴らしいと思う反面、活動内容が漠然としていて、また金銭的に余裕がないとなかなか積極的に参加に踏み切ることができない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

では、有償であればどうでしょうか。私たちがおこなう「治験」も「有償ボランティア」です。

治験に参加いただきますと謝礼としてお金が支払われますので、治験に参加することはバイトと考える方も多いかと思いますが、バイトではなくボランティアになります。

治験に参加いただいて支払われる謝礼は、治験参加期間に生活を制限させていただくことになるため、その負担を軽減するものとして支払われるため、給料ではありません。

治験に参加いただくことは、皆さんから得られたデータによって、より良い薬剤の開発が行われることで、医療の発展に貢献できるボランティアなのです。

では治験に参加するとどんなことをするのでしょうか。

治験の流れはまず、年齢や性別などの条件が当てはまる方々にご参加頂き、事前検査によって該当者が選抜されます。選抜された方々は、私たち治験スタッフの指示に従って検査を受けていただき、お薬や食品を摂取していただきます。体調不良があった場合は、すぐに対応させていただきます。

このように治験は目的やおこなっていただく項目ははっきりしており、内容はスタッフからしっかりと説明させていただきます。治験に参加することで医療全体に貢献でき、結果として世の中、将来の生活の役に立つことにつながるのです。そして、そのために何か自己に一方的に負担を科すのではなく自分の参加したい時に応募し参加することで、参加へのモチベーションを保てるのではないかと考えます。

「世の中のために何かしたいという気持があり、ボランティアにも興味はある」
「自分で参加するボランティアを焦らずよく考えた上で決めたい」
「医療の分野や新しい治療法、商品開発に興味があるが何をしていいかわからない」

そのように考えられている方にも治験は一つの選択肢になるのではないでしょうか。人はそれぞれ興味のある分野や役に立ちたいと思う分野の優先順位が異なります。世の中の役に立ち、自分にとってもやりがいを感じることのできるボランティアとして「治験」に参加してみるのはいかがでしょうか。